〜漫画感想blog〜

数年に一度漫画の感想書きます。

新世界を描く妖怪作家[みなぎ得一][足洗い邸の住人たち。]

こんにちは。ふでだるまと申します。
漫画が好きで好きでどうしようもないのでブログを始めました。
1冊目はやっぱり一番好きな漫画を紹介しようかなと思います。
足洗邸の住人たち。 【完全版】 1巻 (ガムコミックスプラス)

足洗邸の住人たち。 【完全版】 1巻 (ガムコミックスプラス)


平成の妖怪作家みなぎ得一先生です。
デフォルメがきつい絵柄、洒落の効いた台詞回し、素敵な世界観、個性的なキャラ、深い妖怪知識等々もう全てが好みど真ん中で大好きです。

この話は「災禍の召喚術師」が引き起こした「大召喚」で人間世界と魔界、異界が重なった世界が舞台となってます。
主人公の絵描き田村福太郎が引っ越したアパートは猫又が管理人の足洗い邸。福太郎と住人が織りなす日常パートと邸を守るバトルパートがメインストーリーとなります。

いきなりですが、僕は漫画で一番大切なのはキャラだと思います。
魅力的なキャラ無しに面白い漫画は無いと思ってます。主人公はもちろんサブキャラからモブまで自分の好みを主張してくるような漫画っていいですよね。
何が言いたいかっていうと、足洗い邸の住人たちは魅力的なキャラがいすぎてたまらないってことです。

みなぎ先生の特徴としてクロスオーバー作家というのがあります。
デビュー作の『いろは草子』から『大復活祭』『足洗い邸の住人たち』『ルート3』『サクラコード』まで同じ世界で物語が進んでいきます。
妖怪物が好きな方はぜひ読んでみてください。