〜漫画感想blog〜

数年に一度漫画の感想書きます。

どこまでもフルスイングな高校野球が見たいなら『錻力のアーチスト』を読むべき[錻力のアーチスト7巻][漫画感想]

錻力のアーチスト 7 (少年チャンピオン・コミックス)

錻力のアーチスト 7 (少年チャンピオン・コミックス)

僕にとってスポーツといえば野球です。
見るのも好きやるのも好きな野球。

そして、それに輪をかけて大好きな漫画。

その2つが合わさった野球漫画っていったらもう。
大好物です。


野球の楽しさを教えてくれた『ドカベン
野球のキモを見せてくれた『ワンナウツ
中学野球全開の『ショーバン』
花の高校野球といえる『ストライプブルー
プロ野球選手の裏側を示した『グラゼニ
夢を見れる『ストッパー毒島
男の成長を楽しむ『クラッシュ正宗』
高校生の青春と成長の日々なら『おおきく振りかぶって
応援は楽しい『球春ラヴァーズ』
『おはようKジロー』『ドラベース』『Mrフルスイング』『新説巨人の星』『ダイヤのA』『ジャイアント』....


数あるスポーツ漫画の中でも、やっぱり野球物は外せません。

というか

野球は漫画との相性が良いってのもある気がします

たとえばですね

一対一の対決を描ける

チームの戦いも表現できる

誰もが知ってる甲子園にプロ野球

一発での逆転劇

守備位置や打順ごとのキャラ付しやすさ

試合の中での静と動を楽しめるとか

実に漫画向きだと思います

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武力のアーチストがどんな野球漫画かというと。

゛でたらめなキャラ゛を楽しむ野球漫画ですね


主人公の清作雄はド天然な天才スラッガー

打球音で相手を酩酊させる弐織

マウンドで豹変する之路

マネージャーへの愛を叫ぶ豪腕エース蛮堂

相手投手の球を女性に例える蓬莱

などなど

文字に起こすと良い感じにやばいキャラが勢揃いです

桃ちゃーん!


7巻では

神奈川予選準決勝で負けた主人公チームの変化を神奈川王者の港南vs蔡理の決勝シーンを交えながら進んでいきます

バッターとして少しでも現在地から進むために何が必要か

つらくても甲子園を目指すのはなぜか

四番打者とはなにか

シンプルなテーマに個性的なキャラで挑む

野球の楽しさを目一杯味わえる漫画です